Tibaldi ティバルディ
同じ夢を見る2人の若い姉妹が、父親の助けを借りながら営むピエモンテの小さなワイナリー、ティバルディ。新進気鋭で、その実力は折り紙付き。
ピエモンテの土着品種アルネイスの繊細で複雑な香りが余すことなく瓶に詰められ、飲み進めるごとにその変化を楽しめます。アロマティックな香りに、柔らかい酸味が心地よく、杯が進みやすい1本。
テイスティングノート
非常に香りの美しいワイン。グラスに注ぐと、シトラスやハーブを微かに感じさせる、フローラルでフレッシュな香りが立ち上ります。口当たりはなめらかで、それでいて飲みごたえがあり、白桃にレモンのアクセントを加えたような味わいが口に広がります。
種類 | 白ワイン |
容量 | 750ml |
生産地 | ピエモンテ |
品種 | アルネイス100% |
原産地呼称 | Roero DOCG |
ヴィンテージ | 2021 |
アルコール度数 | 13.5% |
おすすめ料理 | シーフードパスタ、サバの塩焼き、ロールキャベツ、魚介類のフライ |
良い意味で裏切られましたね。
確かにフレッシュでフルーティーなんですけど、単調さ皆無。量販店の低価格帯ワインのフルーティーとは別次元で、柔らかさと気品さに満ち溢れています。
食事の旨味を引き出す成分も含まれておりますが、ワインだけで飲まないと「勿体ない」と思わせてくれる美味しさ。テレビ見ながら飲むなんて論外中の論外。目からでなく耳からの情報も遮断してじっくり飲んでワインと向き合いたいと思わせる凄まじさを体験させてもらいました。
もちろん、普段から3千円ワインを飲まれている人からすれば至ってニュートラルなのかもしれません。それでも私が飲んできた白ワインの中でトップクラスの美味しさを体験させてもらいました。
ロエーロが全て同じ方向性で同じようなクオリティかはわかりませんが、少なくとも、ティバルディ(生産者名)は私を虜にしてくれるワインでしたよ。