ロッソ・ディ・モンタルチーノ

一度開けたら止まらない

Rosso di Montalcino DOC 2020

熟した赤い果実の華やかな香り。フレッシュでベルベットのような滑らかさ。銘醸地モンタルチーノのブランドを冠しながら、飲まれ方もお値段もカジュアルなスタイルで愛されているロッソ・ディ・モンタルチーノ。

コッロソルボのロッソに用いられるサンジョヴェーゼは、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノDOCGの畑から一部、ロッソ専用に作られた8ヘクタールの比較的新しい葡萄畑から一部、それぞれ厳選されます。温度管理されたステンレスタンクで醸造された後、伝統的な大樽で約1年間、その後数か月間の瓶内熟成を経てお披露目。若々しく、生き生きとした軽やかさで魅せながらも、しなやかなストラクチャーと息を呑むエレガンスを備えた実力派。コストパフォーマンスの良さに驚いてください。

生産者

コッロソルボ
Collosorbo

チャッチ家の3人の女性が営むワイナリー、コッロソルボ。几帳面な母のジョヴァンナと2人の娘、闘志あふれるルチアと明るいラウラ。異なる性格を持つ彼女達は、時に理性と情熱をぶつけ合いながらも、共に高い志を抱き、人を信じ、より上質なワインを生み出すため更なるエレガンスとハーモニーを探す旅を続けています。ジョヴァンナの父は、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノがDOCに格付けされた1966年に最初の1本を瓶詰めしたジュゼッペ・チャッチ。1850年の創業以来、葡萄やオリーブ、穀物を栽培してきた由緒あるチャッチ家の農園から、1995年にジョヴァンナが独立して立ち上げたワイナリーがコッロソルボです。

ワイナリーがあるのはモンタルチーノ南部、サンタンジェロ・イン・コッレとカステルヌオーヴォ・デル・アバーテの間。海抜約250メートルの高さに広がる35ヘクタールの葡萄畑は、地中海の恩恵を受け温暖で風通しが良く、サンジョヴェーゼ・グロッソの栽培に非常に適しています。所有する複数の畑は近い距離にありながらも、小石の多い土壌から鉄の粒子を含む土壌まで多様性に富み、それぞれの個性と共に収穫されたサンジョヴェーゼの特徴を忠実にワインで表現することに優れた造り手です。